「ChatGPTに頼めばいいのでは?」

正直な問いです。チャットAIに「ネタバレなしで本をおすすめして」と頼むことはできます。私たちも試しました。

返ってくるのは、たとえばこんな紹介文です——「ラストのどんでん返しは必見。何も知らずに読んでほしい一冊」。結末そのものは伏せられています。でも、仕掛けがあると知った時点で、あなたはもう仕掛けを待ちながら読むことになります。それは帯が読書体験を損なうのと同じ構造です。

チャットAIに悪意はありません。世の中の本の紹介文の大半は宣伝の言葉——つまり帯の言葉——で書かれていて、AIはそれを学んでいるからです。「気をつけて」と頼んでも、その口調は簡単には消えません。

「約束」ではなく「仕組み」で守る

ふみくらも中身はAIです。違いはひとつ——私たちはAIの言葉をそのまま信用していません。すべての提案は、表示される前にサーバー側の機械的な検査を通ります。

ひとことで言えば、チャットAIの「気をつけます」という約束と、検査を通らない言葉は画面に出ないという仕組みの違いです。

それでも完璧は約束できないので、数えて公開します

どんな検査にも漏れはありえます。だから結果ページには「ネタバレを踏んだ」と報告するボタンを置き、報告の件数をここで公開しています。隠すつもりがないことの証明として。

報告は結果ID×対象ごとに1回だけ数えます。報告があった場合は表現ルールの見直しに使います。

ふみくらとは

ふみくら(「文庫」のもとになった和語で、書物を納める蔵のこと)は、ネタバレを避けて次に読む本を選びたい人のための、無料の選書サービスです。好きな本3〜5冊から読書の好みを分析し、仕掛け・構成・結末に——その存在にも——触れない紹介文で、次に読む3冊を提案します。書店の帯の対極にあること、それがこのサービスの唯一の思想です。

好きな本3冊から、ためしてみる / このサイトの考え方